こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
栄養バランスのよい食事をとりたい方へ、お弁当の無料試食はこちらから!
疲れやすい、手足が冷える、頭痛がするなど、なんとなく体の不調を感じることはありませんか?
病気とは診断されなくても、何らかの不調を感じている人は年齢や性別に関係なく増えていると言われています。
「未病」とは健康と病気の中間地点のことです。
健康寿命を延ばすためにも未病のうちに症状を改善することが大切です。
今回のコラムでは、未病を改善するためのポイントについて紹介していきます。
目次
◆「未病」とは?
現在日本で多く行われている医療は西洋医学に基づいたものです。
「未病」は東洋医学の考え方のひとつで、「未だ病気にはなっていないが健康と病気の間」という意味です。
東洋医学では、「心と体は一体である(心身一如)」という考え方が基本となっており、心身のバランスを整えることが健康を保つために大切だと考えられています。
疲れやすい、やる気が出ない、イライラする、手足が冷える、頭痛がする、肩こりや腰痛がある、下痢や便秘がち、のぼせやすい、寝つきが悪いといった症状はありませんか?
症状は人によってもさまざまですが、このように病気ともいえないが健康ともいえない状態のことを「未病」といいます。
未病は心身のバランスが崩れつつある体からのサインです。未病のうちに症状を改善することで病気を予防する効果も期待できます。
◆そもそも「健康」とはどんな状態?
そもそも「健康」とはどのような状態を指すのでしょうか。
WHO(世界保健機関)憲章では、下記のように定義されています。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」
※出典:公益社団法人 日本WHO協会 ホームページ
肉体的にも精神的にも元気で満たされていて、社会参加ができている状態が「健康」だとされています。
「人生100年時代」とも言われている日本では、長生きする方が増えていますが、同時に介護や支援が必要な方も増えています。
心身ともに健康な状態を維持しながら年を重ねるためには、「健康寿命」を延ばすことが大切です。
健康寿命とは、「日常生活に制限のない期間」のことで、人の力を借りずに食事や入浴など普段の生活を行うことができ、心身ともに健康的な生活を送れる期間のことです。
まだ病気になっていない「未病」の段階で適切なケアを行い、不調を改善することが健康寿命を延ばすためにも注目されています。
◆不調を放置せず未病のうちに改善しよう
未病は健康と病気の中間地点です。心身の不調を放置しておくと症状が悪化したり、何らかの病気を発症する可能性も高くなります。
未病のうちに対策をすれば健康な状態に戻ることはできますが、一度病気になってしまうと健康な状態に戻るのが難しくなってしまったり、時間がかかってしまいます。
日頃から体のサインに耳を傾け、何らかの不調を感じたらひどくなる前に体調を整えることが大切です。
未病は偏った食事や運動不足など、日々の生活習慣の積み重ねが原因だと言われています。
いきなり生活習慣を大きく変えることは難しいかもしれませんが、少しずつでも生活習慣を見直してみましょう。
未病を改善することで、病気を予防したり健康寿命を延ばすことにもつながります。
日々感じている不調を放置せず、未病のうちにケアすることを心がけたいですね。
健康な体を維持するためには基本的なことですが、「バランスのいい食事・適度な運動・質のいい睡眠」を意識することが大切です。
◆バランスのいい食事で体の調子を整える
私たちの体は食べたものからつくられています。健康を保つために欠かせない栄養素は「たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル」の5大栄養素です。
栄養素は互いに協力しながら働いているため、何かひとつでも栄養素が不足すると不調の原因となる可能性があります。
さまざまな栄養素を満遍なく摂取できるバランスのいい食事を心がけることが大切です。
とはいえ、毎食バランスを意識するのは難しいこともありますよね。
バランスのいい食事にする簡単なポイントを2つ紹介していきます。
・定食形式で食べる
ひとつめは定食形式で食べることです。主食、主菜、副菜、汁物がそろった食事はさまざまな食材を食べることができるので、自然とバランスが整いやすくなります。
筋肉や骨、内臓など体をつくるもとになるたんぱく質は毎食とりましょう。
肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などからバランスよく、1食につき片手に乗るくらいの分量を食べることを意識してみてください。
主食であるご飯やパンは食べすぎると肥満の原因にもなりますので、食べ過ぎには注意が必要です。
適量は年齢や性別、活動量などによっても変わりますので、厚生労働省の「食事バランスガイド」などを参考にしてみてくださいね。
・彩りのいい料理にする
ふたつめは彩りのいい料理を意識することです。
赤、黄色、緑、白、茶色と彩りのいい献立にすることで栄養バランスが整いやすくなります。
野菜には体の調子を整えるビタミンやミネラル、腸内環境を整える食物繊維などが豊富に含まれています。
夏野菜には体を冷やす働きがあり、根菜類や冬が旬の野菜には体を温める効果があると言われています。
旬の野菜は栄養価も高くなるので季節に合わせた野菜をたっぷりと摂取できる献立を心がけるのがおすすめです。
煮物やスープ、蒸し野菜などにすると野菜がやわらかくなり、ボリュームも減るので食べやすくなりますよ。
◆適度な運動を習慣にしよう
運動不足は太りやすくなるだけでなく、筋力の低下、冷え性、寝つきが悪くなる原因にもなります。
適度な運動を習慣にすることで血流がよくなり、冷え性や肩こりなどを改善する効果も期待できます。
ウォーキングなどの有酸素運動を1日30分〜1時間適度、週5日を目安に継続すると健康効果が期待できると言われています。
日頃運動習慣がない方は週2〜3日くらいからはじめるなど、無理のない範囲で行ってみてください。
エスカレーターではなく階段を利用したり、いつもより一駅分多く歩くのも運動量を増やす効果があります。
できる範囲で運動量を増やしてみてくださいね。
◆良質な睡眠をとる
睡眠中には脳や体の休息、記憶の整理・定着、免疫機能の増加、ホルモンバランスの調整などが行われています。
質のいい睡眠がとれていないと、疲れがとれない、集中力が低下する、新陳代謝が低下するなどの影響があり、生活習慣病を発症するリスクが高くなるとも言われています。
良質な睡眠とは、約7時間の睡眠時間が確保できていること、寝つきがいいこと、目覚めがいいこと、日中に眠気を感じないことです。
睡眠の質を向上させるためのポイント5つ紹介していきます。
・朝日を浴びる
光を浴びた約16時間後にメラトニンという睡眠を促すホルモンが分泌されます。
朝起きたら、まずカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。
・夕食は就寝の3時間前までに
夕食を食べてから就寝するまでの時間が短いと、眠っている間も胃腸が働くため眠りが浅くなる原因になります。
夕食は就寝の3時間前までに済ませるのが理想です。
・ぬるめの湯加減で入浴する
38〜40度くらいのぬるめの湯加減で20分ほどゆっくりと入浴することでリラックス効果があり、寝つきをよくする効果があります。
熱いお湯に浸かると交感神経が優位になり寝つきが悪くなるので控えましょう。
・就寝前のアルコールやカフェイン飲料は控える
就寝前にアルコールを飲んだり、夕方以降にカフェイン飲料を飲むと睡眠が浅くなるので控えましょう。
・就寝の1時間前にはパソコンやスマホをオフにする
ブルーライトを浴びるとメラトニンの分泌が抑制され、寝つきが悪くなると言われています。
就寝の1時間前にはパソコンやスマホなどの電源をオフにしておくことも睡眠の質を高めるのに効果的です。
◆配食のふれ愛のお弁当は栄養満点!
未病は偏った食事や運動不足、睡眠不足など日々の生活習慣の積み重ねによって起こると言われています。
生活習慣を整えることで、病気の予防や健康寿命を延ばすことにもつながります。
元気に長生きするためにもバランスのいい食事や適度な運動、良質な睡眠をとれるように心がけたいですね。
健康維持のためにはバランスのいい食事が大切ですが、忙しい毎日の中ではバランスを考えて料理を作るのが難しい場合もありますよね。
そんな時にもおすすめなのが「配食のふれ愛」のお弁当です。
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