こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
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子どもから大人、高齢者まで、年齢や性別を問わず、何気ない普段の生活の中でかかってしまう可能性のある感染症。一人ひとりの体の状態や病原体の種類によっては、重症化したり後遺症が残ってしまったり、最悪の場合死に至る可能性もある、おそろしい病気です。感染を避け、もし感染してしまっても大切な人を守り、他人にうつさないために、今すぐ自分で始められる感染症対策には、どんなものがあるのでしょうか。
目次
感染症はどうやって起こるの?
感染を防ぐために、そもそも感染症が何なのか、どのようにして起こるかを知っておきましょう。感染症とは、目に見えない大変小さなウィルス、細菌、真菌、寄生虫といった病原体が体内に入り、何等かの症状を引き起こす病気のこと。体内に病原体が入ったとしても、症状が出る場合と出ない場合があります。
人から人へうつる感染症の場合は、症状の有無に関わらず病原体を持っているだけで、他人へうつしてしまう可能性があるため要注意。下記のような感染ルートがあるので、普段から意識してみましょう。
感染ルート①飛沫感染
くしゃみ、咳、会話や笑うことなどにより、病原体を持っている人の唾などの飛沫が飛び散ります。飛沫感染は、こうした病原体を含む飛沫を、周囲の人が吸い込んだり、鼻や目などの粘膜に付いたりすることによって感染が起こるルートです。飛沫の大きさは直径0.005㎜以上で比較的重いため、空気中に飛び散ったとしても最大1~2mほどですぐに落ちるとされています。
感染ルート②接触感染
病原体を持っている人・ものに直接触れたり、咳やくしゃみをおさえた手に付着した病原体に接触したりすることにより、感染が起こるルートです。人から出る唾液、体液、排泄物、分泌物などに病原体が含まれ、皮膚に症状を起こすものは触れただけで感染する可能性があります。それ以外の感染症では、基本的には触れただけでは感染しないと考えられており、病原体の付着した手が鼻や目、口などの粘膜に触れることで初めて感染します。
感染ルート③空気感染
病原体を含んだ、空気中に漂う微細な粒子を吸い込むことで感染が起こるルートです。病原体を持っている人から飛び散った飛沫が蒸発すると、直径0.004㎜以下と非常に小さく軽い粒子になり、空気中を漂います。この粒子は飛沫感染と比べて非常に広範囲に広がることが分かっており、病原体を持っている人と十分に距離をとっていても感染してしまう可能性があります。
感染ルート④媒介物感染
病原体が含まれる食品や水、虫、動物に接触したり食べたりすることで感染が起こるルートです。食べることで症状が起こる食中毒などが知られていますが、病原体を持つ虫や動物に刺されたり引っかかれたりすることでも感染することがあります。人の排泄物や飛沫にも病原体が含まれることがあります。
今すぐ自分でできる感染症対策
こうした感染を防ぐために、手洗いをする、マスクをするといった対策はよく知られています。しかしそれらの方法を本当に正しく行えているでしょうか。その他に自分でできる対策はないのでしょうか。改めて確認してみましょう。
基本の基!「手洗い」
手を洗うことのメリットは、付着している病原菌を取り除くことだけではありません。家の中のものに病原菌を移すことや、手で鼻や目などの粘膜に触れて感染を引き起こすことを防ぐのに役立ってくれます。
そのためには、できるだけ手に付着した病原菌を洗い流すことが大切です。家に帰ってきてまず手洗いやうがいをする、という方は多いと思いますが、水で流すだけ、せっけん液をつけて流すだけでは、病原体を完全に洗い流すことはできません。石けん液を使用して爪の間から手首までを最低でも15秒以上かけて洗い、病原体を不活性化させ、流水でしっかり洗い流してください。特に心配な時には、2回繰り返し手洗うことも効果的とされています。
厚生労働省が動画で正しい手洗いの方法を説明しているので、不安な方はぜひチェックしてみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=Eph4Jmz244A
正しい付け方・外し方でマスクを利用
症状が出ていない場合でも、飛沫には病原菌が含まれる可能性があります。外出する際には、他人への感染を防ぐためにマスクを付けるようにしましょう。家族と暮らしている場合は、家の中でもマスクをするのがおすすめです。ウィルスを漏らしたり、フィルターについたウィルスを誤って手などに付着させたりしないよう、厚生労働省が紹介している正しい付け方を意識してみてください。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=7&v=VdyKX4eYba4&feature=emb_title
定期的に換気をする
換気をすることで、空気が入れ替わり、温度と湿度を一定にたもつことができます。病原体によっては乾燥した状態が繁殖に適しているものもあり、特に暖房をつけ部屋を閉め切る冬場は注意が必要です。窓を開ける時には、風の入り口と出口を意識し、2か所は開けるようにすると効果的です。
アルコールなど利用して消毒をする
アルコールで手や身の回りをこまめに消毒することで、直接病原体を減らすこともできます。普段手がよく触れる水道の蛇口、ドアノブ、洗面台などは、定期的にアルコールを含ませた布などでふき取りましょう。ただし、病原体の種類によっては通常のアルコール消毒では効果がなかったり、人の肌に直接利用できない商品があったりと、使用には注意が必要です。
トイレは常に清潔を保って
トイレは家庭内での二次感染を引き起こす可能性のある場所です。常に清潔に保ち、ドアノブ、電気のスイッチ、便器などは定期的に消毒をするのがおすすめ。また、水を流すときには必ずフタを下げてから流すことで、病原体の飛散を防ぐことができるとも言われています。
道具は家族一人ひとりのものを用意
もしタオルやコップなどを家族と共有しているなら、家族一人ひとりの分を用意し、別々で使うようにしましょう。接触感染を防ぎ、家庭内での感染拡大を抑えるのに役立ってくれます。
体内からも感染症対策をしよう!
もし体内に病原体が入ってきてしまったとしても、体力や抵抗力、免疫力を高めておくことで、感染しにくい体を作っておけば安心です。そのために、特別なことをする必要はありません。いつもの生活を、少しだけ注意しながら過ごすだけで簡単に実行できる対策があります。
規則的な生活をして、質の良い十分な睡眠をとる
人間はもともと、体内に入った病原体を除去する免疫システムを持っています。朝はこの時間に起き、いつもの時間に食事をとって、この時間になったら寝る、といったように、規則的な生活を送ることで自律神経を整えると、その免疫システムのはたらきを正常に保つことができます。
また質のよい十分な睡眠(6~8時間程度と考えられています)を取れば、疲労を回復し、日中活発に動けるようになり、こちらも自律神経を整えることにつながります。自分の体内の免疫システムのはたらきを正常にすることが、体内からできる感染症対策の第一歩です。
適度な運動をする
適度な運動は体温を高め、血液の循環をよくしてくれます。これにより全身に栄養や酸素がいきわたり、代謝も上がって、体力や心肺機能を保つことができます。疲れにくくなって、抵抗力・免疫力アップにもつながりますよ。
ただし運動のしすぎは逆効果となり、自律神経のバランスをくずしたり疲労をためてしまったりと、免疫を下げることに。最初は軽いウォーキング10分ほどでいいので、自分の体に合った、疲れすぎない適度な運動をしていきましょう。
栄養バランスのよい食事をとる
免疫システムのはたらきを正常に保つため、そのシステムに役立つ栄養をとれるよう、食事のバランスを考えることも大切です。肉、魚、大豆製品などのたんぱく質は免疫物質そのものになって体内で活躍してくれますし、ビタミンAは人体で最初に病原体への壁となる粘膜の健康を維持してくれます。ビタミンCは白血球の働きを強め、ビタミンEは強い抗酸化力で免疫システムを正常にはたらかせます。
緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンも抗酸化力が高く、免疫力を強化してくれますし、食物繊維や発酵食品は、免疫にかかわる細胞の6割以上が存在すると言われる腸内の環境を整えてくれます。どの食材をとればいいということはなく、できるだけたくさんの種類の食品から、さまざまな栄養素をとることが大切です。
宅配弁当を活用して、免疫力を高めよう
徹底した感染症対策と規則正しい生活、そしてバランスのとれた食事をすることで、感染症を防ぎ、免疫力を高めることができます。とはいえ感染症対策だけで手いっぱい、毎日きちんとした食事を用意するのは大変、という方もいらっしゃいますよね。
「配食のふれ愛」では、宅配弁当のサービスを行っています。前日までにご注文いただければ翌日にはお弁当をご自宅までお届け。献立は日替わりで、専属の栄養士がバランスを考え、高齢者向けに組み立てており、アレルギー、おかず、きざみ食など、無料で個別の対応を行っている店舗もありますのでぜひお問い合わせください。
季節に応じたメニューも豊富で常にリニューアルしているため、毎日食べても飽きません。このような宅配弁当を利用すれば、バランスの良い食事を気軽に、毎日とることができます。
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