こんにちは!配食のふれ愛のコラム担当です!
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お風呂上がりやシャワーを浴びた後、髪を乾かすときに
・髪のボリュームが減ってきた気がする
・コシがなくなってきたかな
・つやが感じられない
・パサパサしている
・すぐに乾燥してスタイリングが決まらない
など、女性の方に多いお悩みだと思います。さらに加齢によって、こういった悩みが増えてくる女性の方も多く、半ば「あきらめている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、髪のトラブル原因として見落とされやすい「栄養」についてご紹介していきたいと思います。
目次
知っておきたい健康な髪を作るポイント
髪のトラブルは加齢だけが原因ではありません。まず健康な髪を作るためには、基本的なケアをきちんとできているかどうかが大切です。
そこで次から、髪の健康をつくるために大切なポイントを見ていきたいと思います。誰もが知っていることかもしれませんが、実際にやっている方は少ないようですし、これまでの習慣から間違った方法を続けてしまっているという方もいらっしゃいます。
寝る前に頭を洗う習慣を
人は一日の中にリズムをもっています。活動した後に休むというのが一般的なリズムです。このような体内リズムは自律神経と呼ばれる私たちの体を自動的に管理してくれている活動にも関係しています。一般的には、活動しているときは「交感神経」が、休むときには「副交感神経」が活発になり、体全体に必要な栄養分が行き渡るようにしています。
ここで知っておきたいことは、髪の毛はいつ成長するのかということです。髪の毛は昼間活動しているときには成長せず、休んでいるときに成長するメカニズムになっていると言われています。眠っているとき(副交感神経が活発なとき)に、髪の毛に必要な栄養分が血液によって運ばれ、血液から栄養を受け取った髪の毛は、ここで1日分の成長を行うということなのです。
では、髪の毛に大切な時間帯はいつ頃なのかというと、副交感神経がもっとも働く午後10時から午前2時の後。すなわち髪の毛が成長している時間帯は、午前4時から午前8時と言われているのです。そしてここで覚えておきたいのは、髪の毛が成長しているときには毛穴が緩んでいるということ。緩んだ毛穴に、朝からシャンプーやトリートメントをつけると、毛穴に成分が残りやすくなり髪の毛の健康に影響しやすい「毛穴」の老化につながります。
加齢によって髪の毛が「うねる」という方もいらっしゃいますが、あの現象は毛穴が円から変形することで髪の毛がまっすぐに生えることができないため、くせ毛となって成長する原因になっていることもあります。このように健康な髪の毛は毛穴とセットで考える必要があるため、できるだけ毛穴が緩んでいない時間帯である「寝る前」に頭を洗うことが大切だと言えるでしょう。
また、これは人によって違いが出てきますが、朝にシャンプーやトリートメントをすると、どうしても時間に追われてしまいます。そうするとシャンプーやトリートメントの使い方が適当でなかったり、不十分な扱いになっていたりして、髪の毛や毛穴への負担が増えてしまうことにもなりかねません。こういったことをふまえても、できるだけゆとりのある時間と、寝ているときの血行を向上させるためにも、寝る前にゆっくりとお風呂でリラックスしながら頭を洗っていただきたいと思います。
正しくシャンプーできていますか?
寝る前に頭を洗うとき、意外なことにシャンプーの使い方が正しくないという方もいらっしゃいます。そもそも正しいシャンプーの方法を知らないという方もいらっしゃいますのでお伝えしたいと思います。
シャンプーは頭を洗うときに使うことで、頭皮についた汚れを洗い流す働きがあります。ここで疑問が出てくるかもしれません。シャンプーは髪の毛の汚れを洗い流すものではなく、頭皮に溜まった汚れを洗い流すことが主目的だということです。このような目的を理解した上で、正しいシャンプーとはどういった手順で行えばいいのかを見ていきましょう。
(1)髪についた汚れを洗い流す
まずは、ぬるめのお湯で髪の毛についた汚れをしっかり洗い流します。ゴシゴシ洗い流すのではなく、やさしく髪の毛の間にお湯を入れるようにして洗い流しましょう。ここで洗い流すことを丁寧に行うことで、次のシャンプーの泡立ちが違ってきます。美容室へ行かれたことがあれば、シャンプーのときの洗い方を思い出してみてください。
(2)シャンプーを泡立てます
ここで間違える方もいらっしゃいます。シャンプーを泡立てるとき、頭皮にシャンプーを直接つけてゴシゴシと泡立ててはいけません。シャンプーは手の平で広げながら泡立てます。泡立ちましたら、手の平にのっている泡を髪へつけていきます。
(3)泡を使ってマッサージ
泡を頭全体に広げるようにします。頭皮の汚れも一緒に洗います。ここで注意するのは、頭皮を洗うときには「指の腹」でやさしくマッサージするように動かすことです。
指先や爪で頭皮をゴシゴシやると傷ついてしまい、頭皮への負担が増えてしまいます。
(4)ぬるめのお湯でシャンプーを流します
ここでは「しっかりとシャンプーを洗い流す」ことが大切です。というのも、シャンプーが頭皮に残っている人が多いのです。せっかく頭皮を洗ってもシャンプーが残っていると健康な頭皮になりませんので、髪の毛の成長にも影響してきます。
トリートメントも正しく効果的に使おう
髪の健康を考えると、トリートメントは欠かせません。トリートメントには、髪にうれしい成分が含まれているものもありますから、使っておられる方も多いと思います。トリートメントは使い方を間違わなければ効果的なのですが、シャンプーと同じように使い方を間違えて「フケ」の原因になっているということもあるようです。ですからトリートメントを使うときには次のことを意識していただきたいと思います。
・毛先を中心にトリートメントをもみ込む
・十分にすすぐ
間違っても、「トリートメントがもったいない」からという理由で、すすぎを軽くすませていると頭皮への負担が増えるだけということもあります。
ドライヤーで髪への健康を意識しよう
髪を洗った後、ドライヤーで乾かします。もしあなたが「自然乾燥」をされているのなら、それは髪へのダメージが増えている原因になっているかもしれません。髪の毛は濡れると開くようになり、髪の毛の内部にある栄養素が外で出てきてしまいます。ですから、髪を洗った後は、ドライヤーを使って乾かすことで開いた髪の毛を閉じてあげないといけません。
ここで大切になってくるのがドライヤーの使い方です。ドライヤーで髪を乾かすとき、最初は風量の強い温風モードで根元から乾かしましょう。8割程度乾いてくれば、冷風に切り替え毛先に向かって乾かします。こうすることで、濡れて開いていた髪の毛が閉じ、内部にある栄養分が流れ出るのを防げます。また、熱で負担になっていた髪の毛を冷風で冷ますことで髪への負担を軽減することにも役立ちます。
老化速度をゆっくりにする
ここまでご紹介しました内容は、髪の毛や頭皮への直接的な対処方法です。これだけでも実践すると髪の毛に変化が出てくると思いますが、さらに美しい髪を目指すなら、髪にいい栄養素についても理解しておくことが大切です。例えば、髪の毛の成長に必要な栄養素を食事から摂取する。1日の食事の回数を整える。栄養が吸収されやすいようによく噛んで食べる。健康な髪が生まれてくる土台には、健康な体が必要です。そこで次からは、具体的な髪にいい栄養素についてお話していきます。
髪にいい栄養素とは
髪の毛も頭皮も体の一部です。ですから体が健康でないと髪の毛にも頭皮にも負担がかかります。
食事と髪の関係
ストレスの多い現代社会ですから、体が受ける緊張をゼロにすることは難しいものです。しかしストレス状態が続くと、頭皮の表面が脂っぽくなり毛穴に皮脂やフケがたまりやすくなります。そうすると毛穴は塞がれてしまうため、髪の毛が細くなって成長したり、変形して成長したり、抜け毛が増えてしまったりするようになります。
このような状態を改善するのに一番の方法は「ストレス解消」なのですが、簡単にできないのが現実社会でもあります。そこでストレス解消を意識しつつ、体に良い食べ物や頭皮に良い食べ物を積極的に摂取することからはじめてみていただきたいのです。
私たちの体は食べたものからできています。必要な栄養が不足していると、どこかに無理をしてしまいます。無理をするということはストレスでもありますから、まずは毎日食べるものから変えることで、できるだけ体が感じるストレス要素を軽減させていきたいところです。
知っておきたい髪にいい栄養素
では、髪の毛や頭皮にいい栄養素とはどのようなものがあるのでしょうか。次の8つがおすすめの栄養素ですので、ぜひ覚えていただきたいと思います。
(1)タンパク質
体を構成する主成分でもある「タンパク質」を摂取しましょう。タンパク質は体の細胞や臓器を作る元でもありますし、髪の毛をつくる材料にもなります。
美容室のメニューで見ることのある「ヘアエステ」などは、髪の毛に不足しているタンパク質を、髪の中へ吸収させる技術です。吸収させてツヤツヤになるのなら、体の内側からもタンパク質を補給してあげると、さらにツヤツヤになるでしょう。
■タンパク質を多く含んでいる食材
・肉
・魚
・大豆
・卵
・牛乳
<身体活動レベル別に見たたんぱく質の目標量>
(g/日)(非妊婦、非授乳婦)
性 | 男性 | 女性 | ||||
身体活動レベル | I | II | III | I | II | III |
18~29(歳) | 75~115 | 86~133 | 99~153 | 57~88 | 65~100 | 75~115 |
30~49(歳) | 75~115 | 88~135 | 99~153 | 57~88 | 67~103 | 76~118 |
50~64(歳) | 77~110 | 91~130 | 103~148 | 58~83 | 68~98 | 79~113 |
65~74(歳) | 77~103 | 90~120 | 103~138 | 58~78 | 69~93 | 79~105 |
75以上(歳) | 68~90 | 79~105 | - | 53~70 | 62~83 | - |
出典:厚生労働省~日本人の食事摂取基準(2020年版)~抜粋
URL:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
(2)ビタミンB2
体に必要な三大栄養素「タンパク質」「脂質」「炭水化物」をエネルギーに変える働きがあります。また、髪や皮膚の細胞の再生にも関与している「発育ビタミン」とも呼ばれています。ビタミンB2が不足すると、皮膚のトラブルが起きやすくなります。
■ビタミンB2を多く含んでいる食材
・豚肝臓(レバー)
・牛肝臓(レバー)
・うなぎの蒲焼き
・サバ
・サンマ
・納豆
・牛乳
納豆や牛乳はコンビニでも手に入りやすいので、毎日続けやすい栄養素です。
(3)ビタミンB6
タンパク質を分解し役立てる働きに欠かせないのがビタミンB6です。ビタミンB6は皮膚や髪の健康維持に役立つと言われていますし、脂質の代謝をサポートする働きも期待できます。
■ビタミンB6を多く含んでいる食材
・鶏ささみ
・かつお
・まぐろ
・サケ
・サンマ
・バナナ
女性の方に多い「月経前症候群」を軽減する作用も、ビタミンB6にあると言われていますので、女性の方へ特におすすめです。
(4)ビオチン
ビタミンB群のひとつです。ビオチンは皮膚や髪の健康を守る働きがあると言われています。詳しいことはまだ明らかになっていませんが、脱毛や白髪などの改善にも有効と考えられているようです。
■ビオチンを多く含んでいる食材
・納豆
・鶏卵
・落花生
バランスの良い食事を意識していると、不足することはほとんどありません。他にも、
・オメガ3脂肪酸
・カルシウム
・鉄
・亜鉛
なども髪の毛や頭皮に良い栄養素と言われています。このように髪にいい栄養素とは、大人に不足しがちな栄養素とも言えます。そのため規則正しい食事、栄養バランスが整った食事を意識することは、髪の毛だけではなく体全体のアンチエイジングにも役立ちます。食事バランスは、
・主食
・主菜
・副菜
を基本にし、きまったリズムを守って食べるようにしておきたいところです。このような髪にいい食事を続けることで、いつまでも若々しい髪型やスタイルを維持し、楽しく健康的な暮らしが続けられることでしょう。
まとめ
大人のヘアトラブルの原因は、髪との関わり方や体に必要な栄養素不足から始まっていることが多いものです。ぜひ今回の内容を参考にしていただき、まずは髪との関わり方から変えていっていただきたいと思います。その上で、これからの健康を意識するなら、体の内側から美しくなるために正しい食事を心がけていただければ幸いです。
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